幕末から明治初期にわたり活躍した陽明学者・教育者 山田方谷(1805~1877)。
この激動の時代、故郷の備中(岡山県)松山藩で藩主に頼まれ藩政改革を行って成果を上げ、さらには幕政にも参与することになりました。明治に入った晩年は、政府の要職への誘いを断り、教育者として多くの人材を育成しました。
素読(そどく)とは、声に出して読むことです。
内容を理解しようと考えながら読む前に、まず素の心で、声に出して読む。つまり、頭より心で感じ取る。一見近づきがたい賢人の書に、そんな親しみ方ができる本です。また、現代語訳・注釈も掲載していますので、お子様が成長されてからも、人間教育や人生のための書としてご活用いただけます。
・事の外に立つ
・義を明らかに
・古人に求む
・学びの道
・述懐 ほか
(一部抜粋)
★櫻井 よしこ氏推薦
(ジャーナリスト)
「山田方谷がその一生で私たちに示してくれたのは、人間は如何に生きるべきかという価値観にとどまらず、実際にその価値観そのままに生ききった姿である。幼い方谷に文字を教え、学問を修めさせたのは、母親の梶だった。母は自分の身を削って方谷を育て、学ばせた。深い親の愛に守られて大成した方谷の言葉は、畏敬の思いと勇気を与えることだろう。また母を思う方谷の、方谷を想う母の愛の深さを知るだろう」
(一部抜粋)
「偉人のことば」全巻セットはこちら♪
偉人の精神を素読(そどく)するためのテキストシリーズです。
素読とは、文章の意味を問わず音読(声に出して読む)すること。内容を理解しようと考えながら読む前に、まず素の心で、声に出して読む。つまり、頭より心で感じ取る。
「古人を学びて、其の性の近き所を得べし」
(昔の心ある人に学び、自分に近い良い性質を得なさい)
素読するうちに賢人の精神が胸に刻まれ、自らの心を育てます。
現代語訳・注釈も掲載していますので、お子様が成長されてからも、人間教育や人生のための書としてご活用いただけます。
親から子への贈り物、或いは大人自身が学びたい「言霊(ことだま)」の書シリーズ。
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●スタッフコメント●
「人の学ぶは」・・・人が学ぶ上で大切なのは、誠実に取り組もうとする志である。そして疑問に思えば人に尋ねたり先人の書物に求めるのである。 |