発行 | 株式会社登龍館 |
サイズ | 縦135mm×横90mm |
頁数 | 32ページ |
仕様 | 編:寺田 一清(不尽叢書刊行会) |
備考 |
●新井奥邃先生プロフィール 1846年仙台生まれ。 本名は常之進安静。幼にして俊秀、藩学に学び、江戸遊学を命ぜらる。やがて在京の友人の推挙により、森有礼より第一回の渡米留学生の一員に選ばれ米国に渡る。聖哲ハリスのブドウ園に入り、労働しつつ道を修めること30有年。 54歳飄然として帰国。どの教会にも属せず、人前で祈祷せし事なく、聖書を講ぜず、句を引用して説教もなし。ただ「信感」(奥邃広録)の千言万語こそ、すべての聖書の生ける註釈であり、日常生活のすべてが生きた教説であったと言われる。明治維新後もっとも深邃な基督者なるも、その名はほとんど知られていない。けだし基督の僕として大謙深愛の真人というべし。 たねまき文庫シリーズ |