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尊徳翁逸話集

尊徳翁逸話集
尊徳翁逸話集
尊徳の逸話から精選された68篇をまとめた一冊。


 
幼少期から大成された後の晩年までのエピソードを五章に分けて紹介。真に尊徳翁の人格を現す物語。
編者、寺田一清氏は森信三先生から『報徳要典』を拝受して以来、二宮尊徳の思想と実践が生涯のテーマとなりました。
付篇として、森信三先生の尊徳観についても所収してあります。 

捨て苗を拾い植えつける
十七歳の初夏、植え余った苗が方々に捨ててあるのを拾い集め、すでに廃地になっていた所へ休日を利用し試みに植えた。然るに秋になるやそこから一俵余の収穫を得ることが出来た。ここに金次郎は「小を積んで大と為る」という不動の真理を覚えることができた。
(一部抜粋)

   
スタッフコメント ●スタッフコメント●
二宮尊徳の逸話が、68篇の実録としてまとめられています。尊徳翁について知る上で、わかりやすく読みやすい一冊です。
価格:650円
数量 
発行 株式会社登龍館
サイズ B6サイズ(縦182mm×横128mm)
頁数 94ページ
仕様 編:寺田一清(不尽叢書刊行会)
副題:(付)森信三先生の「尊徳観」について」
備考 ●二宮尊徳翁の生涯
1787年、相模国足柄上郡(現在の神奈川県小田原市)に生まれる。
14歳の時に父が死去、その2年後に母も亡き人となる。叔父の家で農業に励む傍らで収入の増加を図り、20歳で生家の復興に成功する。その後、地主経営を行いながら武家奉公人としても働き、服部家の財政建て直しを見事に成功、名前が知られるようになった。下野国桜町領の仕法、東郷陣屋の天領経営、日光山領の仕法など600ヶ村にわたる村を立て直し、真の改革者と評される。日本の生んだ農聖であると共に、哲人尊徳とも呼ばれるべき思想家・実践家としてその名を馳せた。

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